介護脱毛に関心はあるけれど、切れ痔を患っていても介護脱毛（VIO脱毛）できるのだろうかとお悩みの方、すぐに本記事を読んでください。
切れ痔だけでなく、いぼ痔の場合についても説明しています。
医師の診察でOラインの施術は可能…某クリニック
痔でもVIO脱毛が可能か、と調べてみると、実はクリニック等によって微妙に対応が異なります。
痔があっても「医師の診察のもとOラインへの施術は可能」としているのが某クリニックです（経営に問題がある可能性が発覚したためクリニック名を伏せています）。
ただし、患部は避けてレーザーを照射するため、Oライン全体の照射はできなくなる可能性があります。
急ぐ事情がないなら、痔の治療を優先した方が良いですね。脱毛がまばらになってしまっては、結局時間がかかることになりますから。
また、施術できるのはあくまで症状が軽い場合に限られます。切れ痔でもいぼ痔でも、症状が重い場合や手術直後の場合はOラインへの施術はできません。
まして重症であればなおさらのこと。治療を遅らせるおそれのあることはやめておいた方が無難です。
痔持ちでOライン脱毛を検討している人は、医師に可否を判断してもらえるクリニックで施術というのが良さそうですね。
「切れ痔だったら完治させてから」が基本…メンズリゼ
画像出典元：メンズリゼ公式サイト
全国展開している大手チェーン系クリニックのメンズリゼでは、「いぼ痔のような突出している痔の場合は特に問題なく照射が可能」としています。
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ただし、切れ痔の人は注意が必要です。メンズリゼ公式サイトでは、切れ痔のような皮膚に何らかの損傷が起きている場合は、「傷口にレーザーの光を当ててしまうと肌トラブルに繋がり大変危険ですので、しっかりと完治させてからご来院ください」と注意を呼び掛けているのです。
脱毛施術をしたがために痔が悪化した、というのではメリットに比べてデメリットが大きすぎます。急がば回れの精神で、まずは痔の治療をしっかり行ってください。
痔なのに脱毛施術をする場合はリスクに注意
痔がある状態で脱毛施術を行うことには、リスクを伴います。
リスク１ 痛みを感じる可能性
皮膚が切れていたり炎症があるなどの場合、その周辺にレーザー等を照射すると痛みを強く感じる可能性があります。
リスク２ うまく照射できない可能性
痔によって痛みを感じる状態のままレーザー等を照射すると、きちんと照射できる姿勢を取れないことがあり、照射漏れが生じてしまう可能性があります。
痔による皮膚の隆起がある場合も、脱毛機の照射部分が皮膚と密着できなくなり、適切な照射ができないおそれがあります。
痔持ちの人に脱毛施術はしないというクリニックも
クリニックによっては、いぼ痔であれ切れ痔であれ、痔を持っている人のOライン脱毛施術はしないと宣言しているところもあります。
女性向けのクリニックなので参考情報とはなりますが、ジュエルクリニック恵比寿がその一つです。
理由は、上述のリスクと同様です。
理由1 痔の症状が悪化してしまう可能性
脱毛施術でのレーザー光の照射により、皮膚が軽く熱を帯びたような状態が数日程度続きます。 このような熱のこもった状態は、痔の炎症に対してマイナスに作用する可能性がゼロとは言い切れません。
痔の症状を悪化させてしまう可能性までは考えにくいとしても、一時的にいつもよりも痛みやすくなってしまう懸念はあります。
Ｏラインの脱毛をできたとしても、痔が痛むのでは快適な生活は送れませんよね。そういうわけで、ジュエルクリニック恵比寿では、先に痔の治療を終えた上で脱毛施術を受けてもらうことにしているのです。
理由２ 痛みとの兼ね合い
いわゆるOラインは、脱毛の中でも強く痛む部位として知られています。色素沈着があるため、レーザーが皮膚の黒ずんだ部分に反応してしまうのです。
通常でも強めの痛みを伴うOライン施術に、痔の痛みがプラスされるのですから「想像できないくらいの強い痛みになってしまうことが懸念される」（ジュエルクリニック恵比寿公式サイト）のです。
やはり痔の治療が先決！ 不安をなくしてから脱毛しよう
今回は痔とＯライン脱毛の関係について解説してきました。
やはり痔の治療を優先して、完治してから安心して脱毛を進めた方が良いですね。痔の治療が先決、そうでないとトイレに鮮血！ ということになりかねません。
本記事が何かのお役に立てば幸いです。では、また次回。
