「男が脱毛なんてするの?」
こんな偏見は今なお、とりわけ世代が上になればなるほどあるように感じます。
だけど県庁所在地など大きめの街を歩く際、ちょっと気を付けてみてください。どの街にも「メンズ脱毛サロン」とか「脱毛クリニック」という看板を掲げたお店や医療機関が必ずあるはずです。
このこと一つを取っただけで、メンズ脱毛が一般的になっていることが裏付けられますよね。
メンズが脱毛に踏み切る事情はコレ
そうはいってもメンズが脱毛する、とくにサロンやクリニックに足を運ぶのは、やはり心理的なハードルがあります。それを乗り越える事情はさまざまですが、よく聞くものは以下の4点です。
- ヒゲが濃いので毎朝剃るのが面倒
- 体毛が多くて女子に嫌われる
- ケツ毛がぼーぼーなので排泄物がきれいに拭き取れない
- もし介護されることになった場合に介護者に面倒をかけたくない
(3)は「本当かよ?」と思いますが、ケツ毛処理専用グッズ「ケツ毛ジョリー」の購入を検討した際、某巨大通販サイトの口コミにそういう事例が書かれていました。
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口コミを丸呑みできないことは承知の上ですが、フェイクだとしてもそういう悩みを持つ人に訴えかけようとして書かれているわけですから、きっと「ケツ毛がぼーぼーなので排泄物がきれいに拭き取れない」って人が少なからずいるんだろうなと推測できますよね。
超高齢社会は介護必須社会 だからメンズ脱毛が必要だ
最後の(4)が、まさに私が脱毛を(しかも陰部の脱毛を)始めるに至った理由です。
もしも介護が必要な状態になってしまった時にシモの世話(要するに大小便の後始末)をしてもらわざるを得ないとすれば、その時に介護してくれる人が手早く汚れずにできるように陰部やお尻まわりをきれいに脱毛しておきたい。それだけです。
向こうも仕事とはいえ、きれいにしてある人の方が楽に済ませられるし、気分よくやってくれるんじゃないかと、介護されていない今から気を回しているんです。
よく言えば気遣いですが、介護される局面で嫌われたくないという底意があるのも事実。我ながら小心者です。
超高齢社会はますます進展し、介護が必要になる人は絶対に増加します。すなわち介護する人も増やさなければなりません。そんな時代に向けて、介護脱毛は当然のエチケットになっていきそうな予感もあるんですけど、どうでしょう?
これについては別途詳しく書いていきたいと思います。
自己処理に便利なアイテムをご紹介しています。よかったら参考にしてください。
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私のイチ押しは、パナソニックの「ファーストボディトリマー」です。使えます。