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2023年の「脱毛サロン」倒産件数は過去最多を更新 5万人が被害に

帝国データバンクは2023年10月6日、「脱毛サロン」の倒産状況についての調査結果を発表しました。脱毛サロンの倒産件数は、同年1月から9月末までで9件あり、すでに前年累計の4件を上回って過去最高を更新しています。

帝国データの「倒産」の定義は、負債1000万円以上の法的整理によるものであり、廃業したり私的整理が行われたりした事例は含まれません。そのため、実際には9件より多くの倒産件数があるものと推測されます。

低価格の集客と過剰な広告合戦の果て

2023年の大型倒産例としては、女性向け脱毛サロン「シースリー」を運営していたビューティースリーや、男性専用脱毛サロン「ウルフクリニック」の経営に関与していたTBIなどがあります。いずれも低価格、長期間の脱毛プランで会員を集める戦略を採っていましたが、過剰な広告などによる競争激化により新規顧客が頭打ちとなり、事業継続を断念するに至ったということです。

問題の根源は「前払い」にあり

帝国データは、「通い放題」などのプランで料金を前払いしていた利用者ら5万人に影響が広がったとしています。脱毛サロンの闇は、まさに前払いシステムにあります。この問題については過去にまとめていますので、参考にしてください。

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ナラchan

メンズ脱毛コンサルタント、引越しアドバイザー。 プログラマ、マスコミ関係、ネット関係、保険関係を転々として貧相な独居おじさんとなる。 介護脱毛を実施したが微妙。 このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

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