「介護脱毛」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか? 最近ちょこちょこ取り上げられるようになっていますが、まだそれほど一般的ではないかもしれません。
介護脱毛とは、介護される立場になった時に備えて、陰部周辺を脱毛しておくというものです。
シモの世話をしてもらう時、もじゃもじゃの陰毛に排泄物が付着していたら不潔ですし、介護してくれる人にも余計な手間がかかってしまいますから、そうならないようにしようというわけです。私自身も取り組んでいます。
メンズ脱毛コンサルタントとして断言しますが、これから介護脱毛ブームが間違いなく来ます。
今回はその理由をざっくりと説明します。
自分のケツが拭けない人が増える時代が来る
なぜ介護脱毛ブームが来ると断言できるのか。その理由は以下の3段階で説明できます。
- 人口の高齢化
- 要介護者の増加
- 丁寧に扱われたい
1つずつ、詳しく見ていきましょう。
2025年には人口の30%が65歳以上になる
まずは人口の高齢化です。
少子高齢化とよく言われますから、人口が高齢化していることはご存じの通りです。
では、高齢化がどの程度なのかはご存じでしょうか?
「日本の将来推計人口(平成29年推計)」出生(中位)死亡(中位)推計(国立社会保障・人口問題研究所)によれば、2025年に65歳以上の高齢者が総人口に占める割合は30.0%です。
2015年には26.6%でした。
そして2040年には35.3%になると見込まれています。人数にすると3921万人です。
高齢者が増えれば、介護を必要とする人も増えるのは自明ですね。
介護にかかる費用は激増が予想されている
経済財政諮問会議資料によると、社会保障給付費のうち介護費用は2018年度には10兆7000億円でした。
それが2025年には15兆3000億円になり、2040年には25兆8000億円まで膨張すると推計されています。
介護費用が増えるということは、介護を必要とする人が増えるということ。
介護が必要となる人が増えるとなれば、要介護度の高い人も一定の比率で増えることでしょう。
端的に言えば、シモの世話を他人にやってもらわなければならない人が年々増えていくということになります。
そして、それは私かもしれないし、あなたかもしれません。
「ケツの汚い老人を優しく丁寧に介護できるか」問題
介護される人が増えたとき、それを上回る勢いで介護する側の人が増えるかというと、それはあまり期待できません。
上図の人口ピラミッドを見れば一目瞭然。「介護される世代」は分厚くてたっぷり人口がいるのに、その下の世代は細っていく一方じゃないですか。
自分のケツも拭けない状態になるのは、好きでなるわけではありませんから、仕方のないことでしょう。
しかしそうなった時、ケツ毛にこびりついて汚らしくて処理に手もかかる老人と、脱毛処理済みで1回拭き取れば終わる老人のどちらが良いでしょうか。
仕事だからどんな要介護者であれ、きちんと対応されるとは思いますが、介護する人も人間です。汚いよりはキレイなことにこしたことはありません。
「介護脱毛しよう」思い立ったら急ぐべき理由があります!
ここまでお読みいただいて、介護脱毛にチャレンジしてみようかな? と思った方がいたら、急いで行動を起こすことをお勧めします。
なぜなら、脱毛サロンでの光脱毛や脱毛クリニックで施術されるレーザー脱毛は、白髪には効果がないからです。
そして、これはメンズに特化した話ですが、介護脱毛と並行して需要が高まる医療行為がこれです。下記関連記事もご覧ください。では、また次回。