コロナ前との比較で、脱毛のために来院する男性の数が2.6倍に増えた……というゴリラクリニック(医療法人社団十二会)のプレスリリースを読んでいて、タイトル通りの盲点に気づかされました。
排泄ばかりが介護ではない
介護脱毛といえばVIO脱毛、すなわち陰部の脱毛のことだとばかり思いがちですが、ヒゲ脱毛も介護脱毛の一つなのです。
前出のプレスリリースでゴリラクリニックの総院長、稲見文彦医師は以下のように語っています。
ポイント
中高年の陰部脱毛が「介護脱毛」として注目されたこともありました。ヒゲ脱毛も「介護脱毛」のひとつであることは、あまり知られていない事実です。要介護状態になり自身でヒゲを剃ることが難しくなっても、ヒゲは伸び続けます。介護者が剃ろうとしても容易な作業ではありません。自身のためにも家族のためにもヒゲ脱毛という「介護脱毛」が、今後注目されることを私は望んでいます。
身体が不自由になってしまい、ヒゲを剃ることもままならない。そうなってしまう可能性は否定できません。介護者にとって、ヒゲを剃るのは神経を使います。肌を切らないように注意しなくてはなりませんし、肌荒れにもケアが必要です。
VIOでもヒゲでも脱毛は急ぐ必要あり!
陰部の脱毛は、専ら排泄介助における清潔さや手間をかけないといった観点から論じられてきました。ヒゲ脱毛を介護脱毛と捉えるのは、少し違う角度からの見方です。
VIO脱毛でもヒゲ脱毛でも同じなのは、白髪になる前に施術する必要があるという点。一般的なレーザー脱毛や光脱毛は、毛の黒い部分に光を当て、その熱で毛根にダメージを与えて脱毛する仕組みだからです。
以下の参考記事もご参照ください。介護脱毛の流れで、今後、中高年の間でヒゲ脱毛も増えるかもしれませんね。
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