介護脱毛の施術を受けるには、脱毛サロンに行く前に陰毛処理をしなくてはなりません。IラインとOラインを自分で剃っていかなくてはならないのです。
タマの裏側と肛門周辺を含むお尻の毛を、自ら剃る。やってる人はご存じの通り、これは結構大変です。カミソリで剃るのは皮膚を切りそうでちょっと怖い。
タマは表面の性質上剃りにくいですし、お尻は見えませんから手探りで剃ることになります。電気シェーバーのキワゾリ刃を使ってみましたが、これも羽が直接皮膚に当たるので、場所によっては痛い。
何かうまい道具はないものかと探しているときに、これが目に留まりました。
持ち手が長く処理しやすい、鏡無しでもOK――求める条件に合致するジョリー
ケツ毛ジョリー。
なんというストレートなネーミング。小林製薬の一連の商品を思わせます。
発売元によるアピールポイントは以下の通りです。
- 脱毛サロンと共同開発した新型カミソリ
- 通常のカミソリよりヘッドが小さく持ち手が長いから処理しやすい
- 肌に当たらない安全設計だから鏡無しでも処理できちゃう優れもの
写真を見ればわかる通り、持ち手が長いのが最大の特徴です。
加えて、櫛の歯の内側にカミソリを仕込むことによって、肌に直接カミソリの刃が当たらないという安全設計。
このケツ毛ジョリー、私が求めていた条件を満たします。
剃るのではなく刈る? ケツ毛ジョリーは痛くないか
ここで幼少期の記憶がよみがえりました。
サボという商品をご存じでしょうか? こんなのです。
櫛の内側にカミソリを仕込んであって、これで軽く梳いてやれば自宅で散髪できちゃうという便利グッズです。結構昔からあります。
私の親が、これで私の髪を切ろうとしたことがありました。が、カミソリの切れ味の問題か、髪の太さの問題か、それとも髪に当てる角度が悪かったのか。スパッと切れずに引っ張るようになるものだから非常に痛い。
カミソリで髪を引っ掛けて抜こうとしているみたいなもので、痛いのは当たり前ですね。即座に散髪は中止され、二度とサボが使われることはありませんでした。
ケツ毛ジョリーの構造は、サボを小さくして持ち手を付けたもの、と言えなくもありません。剃るのではなく刈る感覚になると思うので、ケツ毛ジョリーも同じように痛くなるのではないか心配です。
口コミは好意的なものも多いケツ毛ジョリー
ここで、ケツ毛ジョリーの口コミを調べてみました。
- 肌が傷つかないというのは凄くいい
- 使いやすい
- トイレットペーパーが絡まるという悩みは解決
調査時点ではアマゾンで星3.4個。好意的な声が多いような印象です。
もちろん否定的な口コミもありました。
- 使いにくい
- 刃が切れません
- 安全ガードが深すぎて根元まで刃が届かない
うーん。使いやすいという人もいれば使いにくいという人もいる。器用さとか体の柔軟性などに依存する部分もあるかもしれませんね。
肯定的な口コミと否定的な口コミの双方に共通していたのは、「お値段が高い」でした。1個1400円前後、ちょっと高いですかね。
剛毛でお困りなら一考の価値ありか、ケツ毛ジョリー
発売元がケツ毛ジョリーを利用してもらいたい対象としているのは、以下の悩みを持つ人とのこと。
- 大便がうまく拭けない
- ウォシュレットが必須
- トイレットペーパーの消費が激しい
- 湯船に浸かるとティッシュが浮いてくる
- お尻がムレてかゆい
- 銭湯や温泉で背後に立たれたくない
肛門周りが相当な剛毛で排泄物の処理に日々悩んでいる男性の姿が浮かんできます。
ケツ毛ジョリーで一時的に処理できても陰毛は再び伸びてきますから、こういう人にはまさに介護脱毛をお勧めすべきではないかと思います。
私の場合はそこまで剛毛ではないことと、タマ裏の処理には向かなさそうなことから、ケツ毛ジョリーではなく、下記の商品を購入しました。自己処理する人におすすめです!
商品レビューも書いていますので、こちらもご参考にどうぞ。
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ケツ毛処理はこれでラクラク【パナソニック ファーストボディトリマー】
メンズ専門の脱毛サロンで介護脱毛を開始した私。 脱毛処理をする前日か前々日に周辺の陰毛を剃っていかなくてはならないというのが一つの難題となっていました。 事前処理は毎回のことだから、それ専用のギアを買 ...
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