6月と言えば雨。こんな時期に引越しはしたくない、と思いがちですが、こんな時期だからこそお得に引越しができる利点もあります。
本記事では、6月の引越しのメリットや費用の相場観などをお知らせしますので、リーズナブルに引越しをしたい人は是非参考にしてください。
6月の引越しがおすすめな理由を解説
こんな雨降りの時期なのに、なんで6月の引越しがおすすめなの？
そう思う人も多いのではないでしょうか。たしかに雨は引越しにとってデメリットも多いのですが、6月だからこそおすすめな理由もあります。それは以下の2点です。
- 良い物件が出てくる穴場な時期だから
- 繁忙期ではないので引越し費用が安いから
ボーナスが出るから引越しもしやすい
サラリーマンの皆さんは6月にボーナスが出ることが多いですよね？ 6月はボーナスというまとまったお金が入る月なので、それを原資に引越しを検討する人も多くなる時期なのです。
結婚式も多いですから、1人暮らしの人が少し大きな部屋に引越して新婚生活に移るということもあります。
こういう事情で、6月は特に1人暮らし向けの空き物件が出やすくなります。
もう繁忙期でない6月は料金が安くなる
引越しのピーク時期は、新入学や就職、異動を控えた3月です。そこを過ぎた6月になると、引越し件数は落ち着いてきます。
6月は引越し業者にとって繁忙期ではありませんから、料金も比較的抑えられています。
時期を選べる引越しなら、費用を掛けずに済ませた方が良いですよね。
6月の引越し見積もり相場はピークよりこんなに安い
では実際の引越し費用はどのくらいなのでしょうか。
引越し比較サイト「引越し侍」のユーザーアンケートによれば、6月上旬の引越し費用相場は単身（荷物小）で35,000円、2人家族で62,240円でした。
繁忙期の3月には単身（荷物小）で46,700円、2人家族で90,000円でしたから、33～44％程度も割安になっています。
雨が心配だからといって、6月を避けるのはもったいないかもしれません。
もちろん、料金は平日か休日かなどによって変動があるので、しっかり見積もりは取りましょう。
雨の日の引越しで注意すべき点
6月に限ったことではありませんが、残念なことに引越し当日が雨になってしまうこともあります。
そんな雨降りの日に引越しをする場合、下記の3点に注意してください。
- 濡れないようにしっかり梱包する
- 冷蔵庫は空っぽにしておく
- キャンセル料がかかるか
濡れては困るものはビニールで梱包
引越し当日が雨になりそうだったら、濡れては困る電気製品や衣服類、皮革製品等はビニールで梱包するなどの対策を取りましょう。
引越し荷物を入れる段ボールも水には弱いので、底が抜けたりしないように補強するか、中身を少なめにして重量を軽くするのが一般的な対応です。
引越し作業中に、荷物や衣服についた水滴で新居を汚してしまうこともあります。タオルを多めに用意しておくなどの事前準備があれば安心できます。
食材を腐らせないために冷蔵庫はカラに
梅雨どきは食品が腐りやすい時期でもあります。
買い置きの食材を腐らせて無駄にするのを防ぐために、冷蔵庫の中身は、引越し前日までに空っぽにしてしまいましょう。
もしも使いきれなかった食材を新居に運ぶ場合は、クーラーボックスに入れて運ぶのがベター。
クーラーボックスのない家庭では、無理に持って行くよりひと思いに捨ててしまった方が良いかもしれません。
大雨ならキャンセルも検討
あまりの大雨だったら、引越しそのものをキャンセルすることもあり得ます。
そういう場合にキャンセル料がかかるのか、かかるとしたらどれくらいなのかを事前に確認しておきましょう。
通常、当日キャンセルは見積もり料金の50％、前日のキャンセルなら30％がキャンセル料となります。
どうしてもやむを得ない時は仕方ないですが、キャンセル料はまったくの無駄金なので、なるべくキャンセルしないようにしたいものです。
さらに引越し料金を安くするなら一括見積もりサイト
引越し料金を安くしようと思ったら、一括見積もりサイトを利用しましょう。数多くの業者に、一度に見積もり依頼ができるので便利です。
かつての一括見積もりサイトは、業者から山のように電話がかかってきてしまい、それ以外のことが手に付かなくなってしまうほど煩わしいという弊害がありました。
今は一括見積もりサイトも多種多様となっていて、サイト側がコンシェルジュ代わりになって見積もりを取る件数を絞ってくれるサービスもあります。怒涛の電話攻撃を避けたい人はそういうサービスを選ぶのも一考です。
一括見積もりサイトには以下のような例がありますので、引越し予定のある人は実際に試してみてください。
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