こんにちは、メンズ脱毛コンサルタントのナラchanです。今回は、最近導入するクリニックがとみに増えている蓄熱式レーザー脱毛機について解説します。 蓄熱式レーザーは「痛くない脱毛機」とうたわれることが多いので、痛みに耐えながら脱毛中の人は気になっているかもしれませんね。
毛根を直接アタックしない蓄熱式レーザー脱毛
蓄熱式レーザー脱毛機を比較的早期に採用していたメンズ脱毛クリニックとしては、メンズリゼが挙げられます。
こちらで導入している蓄熱式レーザー脱毛機「メディオスター NeXT PRO」は、現在も主流となっている毛根細胞を破壊する熱破壊式ではなく、毛根細胞に栄養を送る組織の「バルジ領域」という部分を破壊するタイプです。
肌全体をじっくりと温めながらバルジ領域を破壊するので痛みが少なく、施術後のお肌へのダメージも少ないことが特徴です。
そのため、痛みの抑制の他にも、(1)アトピー肌や敏感肌の人にも照射可能(2)毛周期に関係なく施術できるので毎月でも照射できる……という大きな特徴があります。
弱いパワーで連続照射 だから脱毛施術の痛みが抑えられる
メディオスター NeXT PRO(上記画像)は従来の脱毛機とは異なり、照射の際のパワーが弱い代わりに、1秒間に多数回照射することで熱が蓄積され、バルジ領域を破壊します。
熱破壊式レーザーの場合、パワーが強いほど脱毛効果が高くなりますが、同時に痛みも強く感じることになります。蓄熱式は弱いパワーで良いため、痛みの感じ方は「熱い飲み物の入ったマグカップを当てたような痛み」(メンズリゼ公式)にとどまるといいます。
新装開店の脱毛クリニックも蓄熱式を売り物に
横浜市に2021年7月中旬開院というできたてホヤホヤの脱毛クリニック「カレイドクリニック」が、数ある競合クリニックとの差別化に採用したのも蓄熱式レーザー脱毛機です。
カレイドクリニックで導入した「ヴィーナスプロ」(蓄熱式ダイオードレーザー)は、冷却口と照射口の一体型構造により、ムラのない連続打ちを可能とした最新機器。痛みを最小限に抑えながら高い脱毛効果を得られるのがセールスポイントです。
施術の痛みも少ないため、「特にVIOにおすすめ」(カレイドクリニック公式)といいますから、介護脱毛を考えている人にとっては有力な選択肢になりそうですね。
メモ
従来のレーザー脱毛機は照射口と冷却口が別れているタイプが多く、打ち漏れや照射ムラ、冷却不足によって施術時の痛みや適応部位の制限などの原因となっていました。
断言できる、これからメンズ介護脱毛に蓄熱式が激増する理由
蓄熱式レーザー脱毛機は、脱毛施術の最大のデメリットと言える「痛み」を抑えることができるスグレモノですが、機械そのものの価格が高く、流通している台数も少なかったため、クリニック側で設定する料金プランも高めに推移してきました。
これまで蓄熱式レーザー脱毛機は1台400~500万円もするのが普通でしたが、最近は100万円台で購入できるものも登場しており、料金体系も安くできるようになってきました。
カレイドクリニックでは、メンズVIO脱毛はお試し1回21,780円(税込)でできます。同クリニックでは、医師とエンジニアが研究を重ねて独自開発した「ヴィーナスプロ」の導入により、高品質かつ低価格の医療脱毛を安心して試せるというわけです。
脱毛クリニック業界が蓄熱式の導入競争に入っていくのは必然です。
脱毛クリニックの立場で考えれば、新たに拡大が見込まれている男性向け、そして介護脱毛のマーケットを見据えて、蓄熱式レーザー脱毛機を取り入れて「痛みのない脱毛」をPRしたいのは当たり前ですよね。
しかも機械の価格が手ごろになっているとなれば、なおさらです。
蓄熱式で介護脱毛ブームに火が付く可能性も
蓄熱式だからと言って痛みがゼロになるわけではありませんが、この新型機器が多くのクリニックで導入されれば、脱毛施術に対するハードルは一気に下がり、徐々に盛り上がりつつあるメンズの介護脱毛もブーム化していくと考えられます。
施術を希望する人が増えるのに伴って、予約を取るのが難しくなるのは必然。メンズ脱毛でも女性向けの脱毛サロン・クリニックで起こっている予約争奪戦と同じことが発生しかねません。
介護脱毛を始めようと考えているなら、早めの決断をおすすめします。そして、痛みの少ない蓄熱式レーザー脱毛機での施術を希望する人は、以下のリンクから詳細をチェックしてみてください。では、また次回。