今回は下記のようなニュースを発見しましたのでご紹介します。
メモ
株式会社テレトピア(山口県下関市、代表取締役:秋枝 耕一)は、介護現場の負担を軽減する介護脱毛専門サロン「VIO脱毛専科NICOL 広島横川店」を2021年6月、広島市西区にオープンしました。加速化する高齢化社会・要介護人口の増加を受け、今後も10月に下関店、2022年2月に小倉駅店のオープンを予定しています。
脱毛サロンやクリニックの世界では、これまでは美容を目的とした脱毛ニーズの取り込みを中心にしており、介護脱毛は付属品的に位置づけられてきました。
ところがこちらの「VIO脱毛専科NICOL 広島横川店」は、もろに介護が発生した場合の介護者及び本人の負担軽減をメインに訴求している新しいスタイルです。
高齢社会の「ニューノーマル」 それが介護脱毛
新型コロナウイルスの感染拡大と長期化により、外出時のマスク着用や飲み会の自粛、通勤しないワークスタイルなど生活様式にどんどん「ニューノーマル」が取り入れられてきました。
この店を運営するテレトピアはプレスリリースで「シニア世代を見据えたVIO脱毛が当たり前の時代、ニュースタンダードになると私達は考えています」とうたっています。
介護脱毛というニーズは、脱毛サロンやクリニックにとっては新しいマーケットの開拓です。目端の利いたサロン等から、これまで以上に介護脱毛を意識した店舗設計、メニューの充実を図っていくに違いありません。
「日本初」は女性限定 いずれはメンズ向け介護脱毛専門店も?
今回ご紹介している「VIO脱毛専科NICOL 広島横川店」は女性限定となっています。男性限定で介護脱毛(すなわちVIO脱毛)限定となると、まだまだ需要が少ないのでしょう。
しかし、介護にかかる心理的負担の大きさは女性も男性も同じ。いや、男性の方が大きいかもしれません。
別の記事に書きましたが、「介護されるようになると包茎がバレる」という心配を抱えている男性も少なくないはずです。
いずれは介護脱毛専門、あるいは介護脱毛を中心とするメンズ脱毛サロン等が出てくるのではないか、と私は考えています。
完全個室、3分施術のVIO脱毛専用サロン
日本初の介護脱毛専門サロンを自認する「VIO脱毛専科NICOL 広島横川店」の特徴は下記の通りです。
- 完全個室
- 3分脱毛
- 完全都度払い
純国産製の脱毛機「RENAISSANCE LUNA」を導入、VIO専用モードにより最速、最短で結果を出せるというのが同店の売りです。
気になるお値段は安心の都度払いで1回5,500円(税込)。通う目安は1年から1年半となります。これは他のサロンでも同じです。
介護脱毛専門サロンというのは、まあ要するにVIO脱毛だけを施術するサロンということになりますね。
商品を絞り込み、介護脱毛専門と銘打ったマーケティング戦略が当たるのかどうか、そして同様の店が全国に拡大していくのかどうか、期待をもって見守りたいと思います。
では、また次回。