意を決して介護脱毛を始めようとするメンズにとって最初の分岐点となるのは、脱毛サロンに通うか、それとも脱毛クリニックにするかという二者択一でしょう。
介護脱毛とはVIOの脱毛のこと【とくにOライン】
介護脱毛とは、将来もしも介護される立場になってしまった時のことを考えて、陰部を脱毛しておこうというものです。
シモの世話をされることなんて考えたくもありませんが、万一そういうことになってしまった場合、介護してくれる人には少しでも気持ちよく、楽に処置してもらいたいですよね。
VIOという単語は既におなじみですが、ビキニパンツをはいてはみ出す部分の正面側がVライン、お尻と肛門周りがOライン、その中間のタマ裏から肛門にかけてのあたりがIラインです。
サロンとクリニックの違いは医療機関かどうか
脱毛サロンと脱毛クリニックの違いは、クリニックは医療機関でサロンは医療機関ではないということです。
どちらも、脱毛したい部位に光を照射し、その熱によって毛根を破壊することで脱毛を実現する方法が主流です。
違うのは、クリニックなら医療機器である高出力のレーザー脱毛機を使うことができるという点になります。
簡単にまとめると以下のようになります。
医療機関かどうか | 脱毛の方式 | 脱毛にかかる期間 | 施術者 | |
脱毛サロン | 医療機関ではない | 光脱毛 | 長め | サロン従業員 |
脱毛クリニック | 医療機関 | レーザー脱毛 | 短め | 医師、看護師 |
脱毛にかかる期間は部位などによって異なりますが、出力の強いレーザー脱毛の方が短期間で脱毛できるとされています。
これだけ見るとクリニックでの施術が圧倒的に良さそうです。
医療関係者による施術ですから、安心感もありますね。
あえてメンズ脱毛サロンを選ぶというのもアリ
もちろんクリニックでの施術でまったく問題はありませんが、あえてメンズ脱毛サロンを選ぶのもアリです。
理由はいくつかありますので、1つずつご説明しましょう。
レーザー脱毛は痛い
まず第一に、クリニックでのレーザー脱毛は痛いということが挙げられます。
痛みの感度は人それぞれですが、「麻酔クリームを塗っていても、身をよじるほどの痛み」だと言う人もいます。
サロンでの脱毛について実体験から言うと、チクリとした痛みはあるものの、身をよじったり声を上げたりするほどではありません。
クリニックは女性患者が中心
脱毛サロンの場合、メンズ専門とうたっているところが多くあります。
全国チェーンブランドのRINXのように、受付から施術者まで全員男性で来店しやすい雰囲気を作っているところも珍しくありません。
クリニックにもメンズ専門はありますが、まだ少ないですね。
待合室が男女別になっていたり、施術者は同性だったりと配慮のあるクリニックも少なくないのですが、ドアをたたくのはちょっと勇気が必要かもしれません。
入りやすさではメンズ脱毛サロンに軍配
メンズ専門を掲げる脱毛サロンは、繁華街の雑居ビルで営業していることが多いという特徴があります。
雑居ビルのエレベーターに乗る人が、どこの階で降りるのかはわかりません。
だから気軽に訪れることができるのです。
クリニックではなかなかそうは行きません。
脱毛は半年から1年以上かけて、何回も施術するものですから、通うのに心理的ハードルが低い方が良いのは間違いないでしょう。
カウンセリングと体験脱毛で間違いない選択を
ここまで、あえてメンズ脱毛サロンをお勧めする理由をいくつか挙げてきました。
もちろん、クリニックには「医療機関である」という圧倒的なアドバンテージがありますので、サロンのメリットと比較して、やっぱりクリニックを選択するのも間違いではありません。
どちらにしても、初回のカウンセリングはたいてい無料ですから、そこで疑問や心配事を解消して、施術してもらうサロンかクリニックを選んでください。
無料または安価で脱毛体験できるところも多いので、痛みの程度を知る上でも、そうした体験を受けてみるとよいでしょう。
メンズ介護脱毛は、ある程度長い期間のお付き合いになりますし、陰部をさらけ出しての施術となります。
じっくり、間違いのない選択をしていただきたいと思います。では、また次回。
正直なところ、多少の痛みを我慢できるなら、男性専門の脱毛クリニック(例えばメンズリゼ)がおすすめです。