【メンズ介護脱毛】ケノンはOラインに使えるか？徹底検証

　メンズの介護脱毛で非常に大きなハードルとなる「恥ずかしさ」。

　この問題にぶち当たって、「自宅で処理できる方法はないだろうか」とお悩みの男性諸氏も多いことと思います。

ナラ

自分も初めてサロンに足を運ぶまではしばらくの時間と勇気を要しました

　そこで今回は、自宅用脱毛器として最も売れているケノンが介護脱毛に使えるかどうかを検証してみました。

　簡単に言うと、タマ裏から肛門周辺の脱毛に適しているかを検証しています。

　口コミ調査からサロンとの費用比較まで行っていますので、最後まで読んでみてください。

脱毛方式はサロン仕様の光脱毛

画像出典元：ケノン公式

　脱毛器の方式には、大きく分けて下記の3つがあります。

1. サロンで一般的に使われている光脱毛
2. クリニックの医療脱毛に使われるレーザー脱毛
3. 最新式で痛みを抑制できる蓄熱式脱毛

　家庭用の脱毛器のほとんどは、サロンと同様の光脱毛が採用されています。

　光脱毛は、照射した光が毛の黒い部分に作用して毛根を破壊し、脱毛効果を得るというやり方です。

　レーザー脱毛ほど痛みがない一方、効果が出るまでに少し時間がかかる特徴があります。

　毛の黒い部分に作用して脱毛するため、白髪や産毛には効果が出にくい点は注意が必要です。

　ケノンは光脱毛方式の脱毛器ですから、サロン脱毛と同じということですね。

ケノンは圧倒的売れ筋ナンバーワン

　家庭用脱毛器と言えば「ケノン」と思い当たった人も多いのではないでしょうか。

　それもそのはず、ケノンと言えば、2020年上半期にYahoo!ショッピングで売上日本一になった超人気の家庭用脱毛器なのです。

　楽天のレビュー数も14万5000件と、もはや全部を読むのは不可能なレベルです。

　ケノンの人気の秘密はいくつかありますが、特に下記の3つがポイントです。

1. 日本人の肌質、毛質に合わせて作られた日本製
2. 0.4秒間に7㎠の大きな面積を処理できる
3. 高性能なコンデンサとフィルターを搭載

　まずは日本製だということ。

　中国製がダメだというわけではありませんが、日本製だというだけで、安心感や信頼感が違うのも事実です。

　そして業務用並みに広範囲を1回の照射でカバーできるカートリッジ。

　照射部分が狭いと何回も照射することになり、どうしても打ちムラが増えてしまいます。

　キレイに脱毛したいなら、広い範囲を照射できるケノンが良いということになりますね。

　照射される光の性能は、内蔵されるコンデンサによって決まります。

　ケノンは日本製の高性能コンデンサを4個も使用していて、コンデンサを1個しか使っていないありきたりな製品とは光のパワーすなわち脱毛効果が違ってきます。

3ステップで使い方簡単なケノン

画像出典元：ケノン公式

　ケノンの使い方はとっても簡単、下記の3ステップで完了です。

1. ムダ毛を剃って付属の保冷材で肌を冷やす
2. 照射口を肌に当てて、手元の照射ボタンを押す
3. 照射後も保冷材で肌をクールダウン

　ケノンは据え置き型の脱毛器なので、ハンディタイプのものと比べると大きく重いという欠点があります。

　しかし、その大きさがあるからコンデンサを4個も搭載できるので、一概に悪いとは言い切れません。

　いかに使いやすくても、脱毛効果が出にくければ意味がありません。

　使いやすさを多少犠牲にしても、高性能を確保したのがケノンだと言えます。

肛門周りの処理に不安が残るケノン

画像出典元：ケノン公式

　さて、ケノンがメンズの介護脱毛に使えるかどうかを検証していきましょう。

　多くの人が使っている、多くの男性愛用者もいるということで、ケノンが脱毛器としての十分な性能を備えていることはまず間違いないでしょう。

　私が重要視しているのは、介護脱毛の際の使い勝手です。

確実に最短で脱毛したい人が使ってる！？脱毛器ケノン

　ケノンの本体は男性用シェーバーのような形をしています。

　先端部分に光の照射口がありますが、これの面積が広いことがケノンのセールスポイントです。

　この広さが仇となるのではないか？という疑問は拭えません。

　ケノンの照射口のサイズは、基本的に2.0センチ×3.5センチです。

　その外側にボディがありますから、縦幅は3センチ弱となり、肛門のフチまで押し込んできちんと脱毛できるかどうか心配です。

画像出典元：ケノン公式

　タマやタマ裏から肛門までのIラインについては、照射口の大きさがどの程度であっても問題なく密着させ、照射することができるでしょう。

　しかし肛門周辺を自分1人で脱毛するには、片手で押し広げて、もう一方の手でケノンを密着させて照射しなければなりません。

　肛門に近い部分ほど照射口が届きにくく、密着もしにくい（浮いてしまいやすい）と考えられます。

　介護脱毛で最も重要なのはOラインです。

　排泄物の付着が衛生面の悪化と介護者の心身負担の増加を招来します。

ケノンはOラインへの照射を推奨していなかった

　ここで調べてみると、重大なことが判明しました。

　ケノンは公式にはIラインとOラインへの照射を推奨していないのです。

　ただしVラインはOKですし、IとOについても自己責任でやる分には構わないとのこと。

　SNSを調査すると、男女を問わず、皆さん結構普通にケノンでIラインもOラインも脱毛しています。

　実際に照射した人のコメントには、「普通に陰部の脱毛もできる」という意見と、「痛い」という声が多いですね。

　いずれにしても皮膚が薄く、粘膜に近い部位なので、自己責任で照射するにしても十分すぎるほど慎重に進めた方が良さそうです。

ケノンとサロン・クリニックの料金を比較！

　ケノンはメーカー希望小売価格98,000円ですが、公式サイトから購入すれば68,800円とかなりのプライスオフになります（価格は税込）。

　とはいえ、手軽に買えるほど安いわけではないのも事実です。

　では、サロンやクリニックでOラインの脱毛施術を受けたら、どの程度の費用が必要でしょうか。

　サロンによって料金体系が異なりますし、キャンペーン等の割引も様々ですが、業界最安値保証を打ち出しているメンズ脱毛サロン大手の「レイロール」では、VIOパーツ1部位につき1回9,980円（税込）となります。

　脱毛効果が出るには最低でも6回の照射が必要とされますから、IとOの2部位について6回施術を受けると119,760円（税込）となります。単純な費用の比較ではケノンに分がありそうです。

ケノンでの介護脱毛　できるけど自己責任で慎重に

　ここまで、大人気の家庭用脱毛器「ケノン」での介護脱毛について詳述してきました。

　結論だけ言うと、ケノンでの介護脱毛は可能です。

　ただし、IラインとOラインについてはメーカーも推奨していませんので、やる場合は自己責任で慎重に進めましょう。

　ケノンのライバルにあたる家庭用脱毛器各種の分析記事も掲載しています。検討中の人は見てみてくださいね。

　本記事が少しでもお役に立てば幸いです。では、また次回。

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